地球化学分野に興味を持つ学生・若手研究者を中心に構成され、
年1回・全国規模の合宿(若手シンポジウム)や、隔月・地域規模のセミナーの開催など、
若手のネットワーク作りを進めています。 沿革やスタッフについては、こちら

若手シンポジウム2010:研究交流会(グループワーク)

9月10日夜~11日朝には、参加者が5-8人のチーム(A-G)に分かれ、
グループワーク形式の研究交流を行います。
ある程度研究が共通する人たち同士で、研究の関係性を探った後、
「共同研究プロジェクト」の立案し、他の分野の人たちに向けて発表します。
(2010年9月5日更新)

<グループワーク班分け>

自己紹介・発表要旨などを参考に、
ある程度キーワードを共有するであろう人たちを班分けしました。
(各チーム内で名前五十音順・敬称略、下線は前半のみor後半途中退出)

【チームA】
片山樹里、三浦亜由美、山田明憲、横山隆臣、渡邉吉康
Keyword:太陽系、惑星、隕石

【チームB】
泉健太郎、尾崎和海、窪田薫、斎藤誠史、林えれな、中川麻悠子、山田健太郎
Keyword:水圏環境、酸化還元、貧酸素、海洋化学

【チームC】
池田昌之、小笠博貴、小林まどか、園田和彦、大力千恵子、高田理恵、中村淳路、山崎哲明
Keyword:陸域環境、植物、風化、土壌

【チームD】
柏山祐一郎、菊池麻希子、坂下渉、力石祐介、服部祥平、森脇絵美、山崎里英
Keyword:大気、光合成、エアロゾル、雲、硫黄循環

【チームE】
神谷奈津美、川久保友太、山崎敦子、吉村寿紘、吉野徹
Keyword:炭酸塩、バイオミネラリゼーション、同位体、微量元素

【チームF】
荒岡大輔、石川大策、板井啓明、片岡咲恵、神戸康聡、佐藤亮介、松岡めぐみ、向高新
Keyword:人間活動、環境汚染、災害

【チームG】
小林真理子、坂田霞、高橋幸士、中原庸裕、松倉誠也、三好陽子、山口保彦、吉崎もと子
Keywords:微生物、熱水、有機物、海底


<グループワーク前半工程>

グループワーク前半(9月10日昼)の1時間ではまず、
チームメンバーの研究同士の関係性を見やすくします。

2010年2月に開催した「第3回地球化学関東若手セミナー」で行った、
グループワークの様子を使って、前半の工程を説明します。
(この時のテーマは「若手研究者から学会への要求を声に出してみる」なので、
話題の性質が少し異なりますが、行う作業は基本的に同じです)

まずは自分の研究のキーワードを10個以上、ポストイットに書き出します。
赤に研究対象、青に研究手法、黄に研究の性質、など色分けする予定です。
その後、1人1分ほどで、ポストイットを模造紙に貼り付けながら説明。

全員の説明が終わったら、共通するキーワードのポストイットを、
グループ分けし、グループに名前を付けます。

各グループ間の関連性を図示します。
この作業が終わると、各自の研究同士の関係が、
可視化・構造化され、見えやすくなっているはず。


 <グループワーク後半工程>

グループワーク後半(9月10日20時半-22時および懇親会)では、
各自の研究同士の関係性が見えてきたところで、
その関係性を参考に、「共同研究プロジェクトの立案」を行います。

11日朝の発表に向けたPPT資料の作成も、並行して行います。
ノートパソコンを持参できる方は、なるべく持参してください。
発表は各チーム10分ほどです。
発表後の投票で最も支持を集めたチームには、
「グループワーク優秀チーム賞」と賞品を贈ります。

各自の研究同士の関係性を示す発表のイメージとして、
「宇宙地球惑星科学 夏の学校2008」の企画が、参考になります。
下記リンク先「セッションまとめ」を参照してください。
http://www-space.eps.s.u-tokyo.ac.jp/ss2008/session.xhtml#summary
本シンポジウムのグループワークではこれらに加えて、
共同研究プロジェクト立案のスライドも用意、発表します。